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健康改革を起こす未来のデバイス;Jawbone UP


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先日、売り切れにより入手困難なリストバンド型活動測定のガジェットJawbone UPを購入しました!写真をFacebookに投稿したところ、かなり好評で、友人から電話までかかってくる大人気ぶりだったので、早速使ってみた感触をレポートします!

大人気で品切れ中

4月20日から販売しているこの製品ですが、既にオンラインでは品切れ続出中です。発売前にWBSの「トレたま」で取り上げられ、発売前に「一足早く使ってみました」といった記事が出ていることから影響力のあるオンラインメディアへの事前配布も行っているようで、PR活動がうまく実を結んでいるのでしょう。

私が購入に至った経緯は社内での評判。同僚のAくんが付けているのを見せてくれたのをきっかけに、マーケティングチーム内では大ブームとなっています。見た目がオシャレだし、睡眠改善に興味があるし、ガジェット好きな私としては「これは買うしかない」。しかもどこを見ても品切れ&予約受付中というのが、より購買意欲に火をつけるんですね。ということで、在庫が残り僅かなお店を品切れへと導いたのは我が社です。笑

Jawbone UPの威力

さて、このJawbone UPの機能をご紹介します。常時装着し続けることにより内蔵されたセンサーが細かい体の動きを捉え、日中の活動量と寝ているときのコンディションをスマホに取り込んでいくのです。他にも食事情報の管理、友達と情報をシェアするといったソーシャル機能、そしてユーザー平均データから運動や睡眠のゴール設定ができる機能なども付いています。

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レム/ノンレム睡眠記録

日中の活動量を記録

日中の活動量を記録

私にとって重要だったのは、何よりも睡眠の記録。Jawbone UPで記録されるのは、寝付くまでの時間、レム睡眠とノンレム睡眠のパターン、目覚めてから起床にかかる時間、起きた回数(つまり、2度寝してないかどうか。)、合計睡眠時間。また、バイブレーションで起こしてくれる目覚まし機能もついていて、セットした時間より少し早めに眠りの浅いレム睡眠時に起こしてくれスッキリとした目覚めを得ることができます。(これは重要ポイント!)日中の仮眠用のパワーナップという機能もあり、その人にあった睡眠サイクルから適切な仮眠時間を計算しバイブレーションで起こしてくれるそうで、短時間の仮眠でエネルギー補充するのにピッタリです。これで睡眠の記録を毎日取り続けることで、質の高い睡眠を取る方法を見いだし、短時間睡眠に切り替えることができればと期待しています。

Wearable Computerのトレンドが来た!

このJawbone UP人気をきっかけに、今まさに急成長ぶりに注目が集まっているWearable Computerの波が日本にやってきたのを実感しました。ラスベガスで毎年開催され最新テクノロジーを紹介することで知られるCES (Consumer Electronics Show) でも2010年前後から頻繁にWearable Computerが紹介され始めてきましたが、やはり日常に実感できる形でその波がやってくるのは3年以上の時間差があるものですね。今ホットなこの業界がどんな風に進化し、私たちの生活を便利で充実したものにしてくれるのか、とても楽しみです!


Author: Kazuyo Nakatani 中谷和世 Kazuyo Nakatani: 音楽大学声楽科卒業後、留学斡旋企業の営業/マーケティングを担当。その後、USへ渡り2007年にミシガン大学MBA取得。2007年〜2012年P&GにてSK-IIのマーケティングに従事する。うち3年はシンガポールに駐在。現在は東京在住、オンライン動画配信ビジネスのMarketing Directorを勤める。